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SHIP2周年イベント -SHIPアワード2024-開催報告
■SHIP2周年イベント -SHIPアワード2024-開催報告
静岡県の運営するイノベーション拠点「SHIP-Shizuoka Innovation Platform-」は2周年を迎えました。
3/13(木)にSHIP2周年イベント-SHIPアワード2024-を開催しました。
ピッチには10名の会員様にご登壇いただき、静岡県内を代表する経営者お2人をゲストとして迎えることで、
延べ現地・オンライン参加者を含めると50名もの会員様にご参加いただきました。
▼ピッチ登壇者・ゲスト・参加者・運営メンバーによる集合写真
■SHIP2周年イベント-SHIPアワード2024-概要
日程: 2025年3月13日(木)17:00~20:00
場所: SHIP(静岡県静岡市葵区呉服町2丁目7−26 静専ビル2F)
開催形式:ハイブリット形式(SHIP現地参加+オンライン参加)
現地定員:20名
当日のタイムスケジュール
<第一部>
・運営者挨拶(静岡県産業イノベーション推進課より)
・R6年度のSHIP活動報告
<第二部>
・SHIPアワード2024 ピッチ大会
・ゲストによるトークセッション
・SHIPアワード授賞式
・記念撮影
<第三部>
・交流会
ゲストプロフィール
株式会社田丸本店 代表取締役社長 望月 啓行氏
明治8年創業 老舗わさび加工食品の五代目社長。大学卒業後、大手食品会社を経て田丸屋本店へ。当時田丸屋は全国的に有名な
「わさび漬」がメインだったが、すでにダウントレンドになっており、新しいわさびマーケット開拓への改革に取り組む。
静岡の歴史ある地域産品をコアに、農業・製造・販売・飲食・観光等、あらゆる展開を行い「わさび=静岡」を世界に広めるべく、積極的に取り組んでいる
株式会社イシダテック 代表取締役社長 石田 尚氏
2012年、筑波大学大学院(工学)修了。在籍中はペンシルベニア州立大学、ウィーン経済経営大学大学院に留学し経営工学を専攻。
統計工学に関する国際学会発表など複数。大学院修了後、株式会社エル・ティー・エスに入社。
シニアコンサルタントとして企業変革に係わる多様なプロジェクトに従事。2015年12月に株式会社イシダテックに入社。
2021年1月より現職。既存事業の強みを活かしながら、ソフトウェアとハードウェアを融合した価値提供ができるよう事業を変革。
ピッチ登壇者一覧(五十音順)
1. 沼津工業高等専門学校 蔭山朱鷺
2. 静岡大学 加藤秀隆
3. 静岡理工科大学 五味和也
4. 株式会社TOKAIマネジメントサービス 笹原智昭
5. 静岡県庁 力伸吾
6. 株式会社ラーニングライト(AIキャンプ) 中村俊也
7. 株式会社SBS情報システム 原田雅樹
8. 株式会社dozo 三浦弘平
9. 株式会社Azran 山中碧音
10. Workauto株式会社 米澤誠仁
■イベント当日の様子
【静岡県産業イノベーション推進課長挨拶】
静岡県経済産業イノベーション推進課 山家課長よりご挨拶をいただきました。
以下、山家課長コメント
「令和5年(2023年)3月9日に船出をしてから想定以上の方にご利用いただいている。
振り返ると、当初はICT人材育成の拠点とイノベーション創出の拠点としてスタートし、開所から9か月後の
令和5年9月にはスタートアップ相談窓口の機能も加わり、いろいろと変化のある2年だった。
来年度からは起業を目指す学生の支援拠点としての機能も追加される。
今後も社会情勢の変化や県民の皆様のニーズに合わせて形を変えていくものだと思っている。
(この2年の実績について)前日に行われたSHIPで行っているデジタル・イノベーション人材育成プログラム(令和6年度募集リンクこちら)
の修了式では「プログラムを受講したことですごく視野が広がった」「新しいビジネスを始めることにした」などの感想をもらい、
行動変容が生まれていることに驚かされた。成長するためにあえて居心地の悪い環境(ノイズの多い環境)に身を置くという話もあった。
SHIPが新しい気づきや学びに出会う場所、人とぶつかり合い化学反応が起こる場所として活用いただいていると感じた。
イノベーションは既存の技術や知見の結合により新たな社会価値や経済価値を創出するもの。
ビジネスや経済の文脈だけでなくより幅広く社会から必要とされるものである。
挑戦しよう、自己成長しよう、社会課題を解決しようといった方がSHIPに集まり、その挑戦の過程でイノベーションが生まれ、
結果的にビジネスや経済の活性化や、より幅広い社会全体への貢献に繋がり、静岡県が元気になっていけばと考えている。
2年が経ち、様々な効果が生まれているが、人が出会うだけでは何も生まれない。イノベーション創出のきっかけづくりや
人と人とのつながり創出、親身なサポートが必要。運営者の存在も大きい。3年目もこの流れを止めることなく更なる発展を期待したい。」
【R6年度のSHIP活動報告】
イベントの冒頭にコミュニティマネージャーより、R6年度のSHIP活動報告を行いました。
累計会員数は前年度比994名増加の2,751名、累計来場者数は大台の1万人を突破し、前年度比6929人増加の14.439人となり
多くの方にSHIPをご利用いただきました。(2025年3月13日時点)
▼当日資料より
またSHIP利用アンケートを会員向けに行い、114件の回答をいただきました。アンケートでSHIPの利用影響度合いに関して尋ねたところ、
「これまで交流のなかった業界・人々との交流」と「新たな知識の取得」に関して大いに影響があったとの回答が8割を超え、
SHIPが交流・学習の拠点として会員の皆さんのお役に立てていると感じました。さらに今年は「自身の関わる取り組みの加速」についても
影響があったと回答いただいた方が昨年に比べ大幅に増加する結果となりました。
▼アンケート結果
【SHIP会員によるピッチ―SHIPアワード2024―】
SHIP会員の皆様の挑戦をたたえ、更なる挑戦を後押しすることを目的にSHIPアワード2024としてピッチ大会を行いました。
10名のSHIP会員様に登壇いただき、5種類のアワードに対して当日参加いただいた皆様に投票形式で受賞者を決定しました。
<SHIPアワード2024の種類>
大賞
・SHIPアワード大賞:今年度で一番実現できると面白い挑戦/勇気ある挑戦を開始した方へ贈る賞
特別賞
・斬新な取組みで賞:斬新・ユニークな取り組みに贈る賞
・ナイストライ(コミュマネ)賞:SHIPとして応援したい方に贈る賞
・多くの人を巻込んだで賞:多くの関係者と上手く共創した取り組みに贈る賞
・社会課題解決に取組んだで賞:静岡の社会課題の解決に果敢に挑んだ取り組みに贈る賞
SHIPアワード大賞と斬新な取組みで賞を株式会社dozoの三浦弘平さんが受賞されました。
三浦さんは株式会社dozoの代表取締役として静岡県産シングルオリジン茶葉を活用したお茶×お酒のクラフトティーカクテルキットを開発されました。
SHIPでは試飲を行い、実際にどのようなニーズがあるかなどをテストマーケティングされました。
静岡のお茶に新たな価値を生み出すビジネスとその行動力が評価され、SHIPアワード大賞と斬新な取組みで賞のダブル受賞となりました。
ナイストライ賞に選ばれたのは㈱CurioBase CEOで沼津高専の蔭山さん。
蔭山さんは「ドメイン知識 × AIで誰でもPMになれる時代」を目指し、IT開発におけるPM機能を代行できるAIの開発に取り組んでいます。
高専生ならではのサービスの強みを見つけ、2025年の2月に起業もされたことから、コミュニティマネージャーよりナイストライ賞が贈られました。
多くの人を巻込んだで賞に選ばれたのはAIキャンプ® 代表の中村さん。
中村さんはSHIP開所当時より生成AIをテーマにしたイベントを毎月1回開催し、これまでに26回ものイベントをSHIPにて開催いただきました。
イベントの参加人数が累計600名を超えることや、イベントを通しSHIPコミュニティを巻き込んだことが評価され、多くの人を巻込んだで賞を受賞されました。
社会課題に取組んだで賞はWorkauto株式会社 代表取締役の米澤さんです。
米澤さんはディープテックスタートアップで、農業を中心とした屋外作業の自動化に取り組んでいます。
アワードでは今年度行った自動草刈り機の開発・テストについて発表されました。
米澤さんが掲げる「持続可能な農業の実現」という想いやこれまでの苦労に共感が寄せられ、社会課題に取組んだで賞の受賞となりました。
▼受賞された皆さん
【トークセッション】
県内の先輩起業家からSHIP会員の皆さまに向けて、挑戦の後押しとなるようなお話をいただく本パート。
株式会社田丸本店 代表取締役社長 望月 啓行氏、株式会社イシダテック 代表取締役社長 石田 尚氏をゲストに迎え、
スタートアップ相談員の中島がモデレーターとなり、トークセッション形式で「挑戦」をキーワードにお話をお伺いしました。
これまでの挑戦事例やこれからの挑戦に対するや思いを通じて、社内の巻き込み方、社内から新しい挑戦の種を見つけ育てる仕組みなど
組織の動かし方をご紹介いただきました。それはまさに人的資源経営とも言うべき、社長自ら社員との対話機会を作るコミュニケーションや
挑戦を後押しする配置を意図的に行うことで実現されていました。田丸屋さんはわさびという事業の軸が明確である中でわさびにどれだけ誇りを持ち
その可能性を信じて向き合うかが重要であり、イシダテックさんはオーダーメイドであることから顧客の課題をどれかけ理解できるかが重要、
という事業展開方法はある種のプロダクトアウトとマーケットインであり対極です。しかし仲間と共に創るという一点においてお二人が
共通の感覚で挑戦の土壌を作っていたことが印象的でした。ひとりの挑戦者・歴史ある企業の経営者として、大手企業・スタートアップ企業
どちらにも参考になるエッセンスをお話いただくことができました。
■最後に
今回のイベントを通して、多くの会員の皆さまによってSHIPが支えられていることを改めて実感しました。
2025年度は、現在の「交流、学習のコミュニティ」から「共創と挑戦のコミュニティ」への進化を目指し、これまで以上に
皆さまの新たな挑戦を応援できる環境づくりを行ってまいります。引き続き皆さまのSHIPのご利用お待ちしております!
2025年3月 コミュニティマネージャー記
【SHIPについて】
SHIZUOKA INNOVATION PLATFORM(通称:SHIP)は県内のデジタル化やイノベーションの創出を目的として設置された県営の交流の「場」です。
ICT(情報通信技術)やデジタル技術の知識を習得したり、組織を越えた協業・共同研究、新規事業のきっかけとなる交流を支援します。
専門相談員が常駐し、スタートアップをはじめとした、挑戦する皆様の様々な困りごとに対応します。
SHIPの機能は下記4機能です。
A.相談対応
豊富な経験を持つコミュニティマネージャー・スタートアップ相談員が、スタートアップ、事業運営、DX等の相談に幅広く対応いたします。
B.マッチング支援
来訪者14,000人を超えるSHIPのネットワークを活用してICT活用/ DX/新規事業創造等を主なテーマとし、会員同士をお繋ぎします。
C.イベント開催
IT/DX/スタートアップ等のテーマで、日々様々なイベントが開催されています。
これまでに延べ250を超えるイベントが開催されています。
D.オープンスペース・ミーティングルーム利用
交流・学びの場としてオープンスペースやミーティングルームが無料でご利用いただけます。
作業だけでなく、交流の場としてお使いください。
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