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トピックス 2025年09月08日

TECH BEAT Shizuoka挑戦者ピッチチャレンジにSHIP・CREWS会員を推薦!

背景
静岡県・静岡銀行の共催で毎年7月に開催されている「TECH BEAT Shizuoka」は、スタートアップ等との
共創を通じて県内企業のイノベーション創出を促す目的で行われる、静岡県内最大級のカンファレンスです。
例年、この場にはスタートアップだけではなく新規事業に挑戦する人々も集い、県内外の企業経営者、
DX・新規事業担当者、投資家、自治体関係者、学生らとつながりを深める事で、新たな事業の種を
生み出したり、事業を成長させたりする契機となっています。
今年の「TECH BEAT Shizuoka 2025」では、新たに「挑戦者ピッチチャレンジ」が開催され、静岡県内の
スタートアップ支援拠点や大学などが推薦した「挑戦者」たちが、新規事業アイディアや現在
取り組んでいる挑戦、乗り越えたい壁、助言してほしいことなどに関するピッチを披露しました。
SHIPおよびSHIP学生起業コミュニティ「CREWS」からも挑戦者が登壇し、新たな挑戦を広く発信しました。

当日の様子
登壇者① SHIP推薦 森岡氏(日栄株式会社 代表)
生成AIによる地域活性化プロジェクト 「しずおか国際映像クリエイティブチャレンジ」
森岡氏は、創業80年以上の映画館事業を営む日栄株式会社の三代目として登壇。
静岡東宝会館の運営や商店街活動を通じ、街の衰退への危機感と地域活性化の思いを語りました。
同氏が主催する「しずおか国際映像クリエイティブチャレンジ」は、生成AIやXRを取り入れた
映像制作コンテストで、若手育成や学校連携に力を注いでいます。2025年の第3回開催に向け、
企業協賛や地域連携を呼びかけました。
<登壇者コメント>
皆さんの前で自分の思いをお話ししている中で、改めて“街を盛り上げたい”という気持ちが強くなりましたし、
同じ思いを持つ方がこんなにも多くいらっしゃることに、とても勇気づけられました。
『しずおか国際映像クリエイティブチャレンジ』は、始めた当初は本当に手探りでしたが、若いクリエイターや
学生たちが生き生きと挑戦する姿を見て、「やってよかった」と心から感じています。今回の登壇を通じて、
地域の方や企業の皆さんと新しいつながりができたことも、大きな収穫でした。来年の第3回開催では、
より多くの仲間と一緒に、静岡から世界へエンタメ・映像文化を発信できればと思っています。
今回の経験を糧に、さらに前へと進んでいきます。

【参考】
SHIP支援実績インタビュー:https://ship-shizuoka.jp/2025/07/23/2877/
しずおか国際映像クリエイティブチャレンジ:https://www.eizo-creative-challenge.com/

登壇者② CREWS推薦 大井氏(HR高等学院2年生)
いつもの会議を、最高のジムに 「Gymee」
大井氏は、日本のビジネスマンが年間400時間を会議に費やすというデータを提示し、その時間を
スキル向上の機会に変えるアプリ「Gymee」を提案しました。
AIによる会議分析、個別コーチング、ゲーミフィケーションを備え、法人・個人向けの料金プランを展開。
既存のAIツールを活用した技術基盤も紹介されました。コメンテーターからは「高校生とは思えないプレゼン力」
と評価され、新入社員研修や対面会議での活用可能性について意見交換が行われました。
<登壇者コメント>
オーディエンスにとってスタートアップのピッチは新鮮であり、さらにブース出展している先輩スタートアップと
直接会話できる機会は貴重だった。実際にビジネスづくりをしている先輩から今後のビジネスの可能性について
フィードバックをもらえる場はそう多くない。昨年は参加者として憧れていたイベントに、今年は挑戦者として
臨むことができた。本物の起業家と話すことで大きな刺激を受け、「自分もこうなりたい」と思えるきっかけとなる
(スシテックにも参加した)。加えて、ステージも豪華で特別感があり、とてもいい機会になった。

【参考】
学生起業コミュニティCREWS:https://ship-shizuoka.jp/2025/09/05/3101/

登壇者③ 静岡理工科大学推薦(CREWSメンバー)良知氏(静岡理工科大学 情報学部1年)
あなたの毎日が、冒険になる 「Update アイ」
良知氏は、健康管理をRPG形式で楽しむアプリ「Update アイ」を発表。
歩数や睡眠時間、スマホ使用時間などの日常データがキャラクターの成長に反映される仕組みを提案しました。
市場分析では、日本のゲームシテンション市場規模470億円、うちヘルスケア関連が47%を占めることを紹介。
篠原コメンテーターからは「ターゲット設定の具体性」と「RPG要素の継続的な魅力維持」が
重要とフィードバックされ、今後のブラッシュアップの方向性が示されました。
<登壇者コメント>
私は想定以上に広い会場と名だたる審査員の前でのプレゼンを行うことにとても緊張しました。
そこで出会った学生起業家の皆さんの姿に驚かされ、「ここまで本気で取り組んでいる人がいるのか」と
強く刺激を受け、自分自身のモチベーションにつながりました。
一方で、自分の考え方や事業の組み立てがまだ詰めが甘いことも痛感し、「より事業として強固なものを
つくらなければならない」と考えさせられる大きなきっかけとなりました。そして今、こうして大きな舞台で
発表させていただけることを大変光栄に思っています。
今後も参加者として、また挑戦者として、このTECH BEAT Shizuokaに再度挑んでいきたいと思います。

最後に
今回の「挑戦者ピッチチャレンジ」には、静岡を舞台に新しい価値創造に挑む若手や学生が登壇し、
SHIP・CREWSから推薦した会員も大いに存在感を発揮しました。
生成AIを活用した地域活性化プロジェクト、AIによる会議支援アプリ、RPG形式の健康管理アプリ――
いずれもユニークな発想と社会的意義を兼ね備えた取り組みです。
イベントを通じて挑戦者とコメンテーター、聴講者の間で活発な意見交換が行われ、静岡発の
新規事業の芽を育てる大きな一歩となりました。登壇いただいた皆さま、お疲れ様でした。
SHIPでは、引き続き挑戦者の皆さまを応援していきます!
今回の挑戦者を応援したい方、ご自身で新たな挑戦を開始・加速させたい方、ぜひご連絡ください。

その他SHIP 実績インタビュー記事ページはこちら

 

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