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社会人とつながり、仲間と高め合う 学生起業コミュニティ「CREWS」から生まれた高校生起業家の挑戦
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静岡県が運営するイノベーション拠点「SHIP」では、地域における起業支援や新規事業開発、DX支援、
デジタル人材やイノベーション人材の育成を目的とした多様な支援を行っています。
本シリーズでは、SHIPを活用し成長・発展を遂げた起業家や企業、プロジェクトの事例を通じて、
SHIPが果たす役割と効果をご紹介いたします。
皆さまの今後のSHIP活用のヒントになれば幸いです。ぜひご覧ください。
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社会人とつながり、仲間と高め合う 学生起業コミュニティ「CREWS」から生まれた高校生起業家の挑戦

高校生向けの人材育成サービスと会議トレーニングサービスの事業化に取り組んでいるのは、HR高等学院2年生の大井湧瑛(おおい ゆうえい)さんです。
大井さんは高校生でありながら、複数の起業家育成プログラムに参加し、ビジネスピッチやイベント登壇の経験を積み重ねてきました。その挑戦は、SHIPとの出会いによってさらに加速したといいます。
今回、大井さんにSHIPの活用方法や描いているビジョンについてお話を伺いました。
人材サービス「OASIS」と会議アプリ「Gymee」とは
現在取り組んでいることは大きく分けて2つあります。
一つは、高校生向けの人材育成・紹介サービス「OASIS」です。
こちらは去年「FuJI」という静岡県主催の起業家育成プログラムに参加したときから取り組み始めました。一年間かけてさまざまな企業さんと連携しながら進めてきたプロジェクトですが、それを今、ビジネスとして形にするために動いています。
https://fujiI-innovator.shizuoka.jp/archives/1st/finalpitch
もう一つは、会議トレーニングアプリ「Gymee(ジミー)」です。

Gymeeは「会議を通して人を成長させる」をコンセプトに、AIによって会議の効率化と社員の成長を後押しするサービスです。こちらはNTTドコモの主催する社内企業促進プログラム「docomo STARTUP」で採択されたプランになります。
これらの取り組みを事業化するために、法人化を進めている最中です。
ビジネスを学ぶための転籍
僕は起業やビジネスについてしっかり学びたいと思い、それまで通っていた高校からアントレプレナーシップ教育に力を入れているHR高等学院に転籍しました。
また、どうせ学ぶならただ座学だけではなく、実際の体験を通して成長したいと思い、さまざまな起業家プログラムに応募したんです。その結果、2つのプログラムに挑戦することになりました。
そうした中で多くの講師の方々の話を聞くうちに、視野が大きく広がっていき、「自分もいつか起業家として挑戦したい!」という気持ちが強くなっていきました。
挑戦をしたい高校生・大学生が集まる「CREWS」

SHIPのことはFuJIを通して知りました。「地元にこんな場所があったんだ」と驚くと同時に、大人たちが好きなように仕事しているような空気感がすごく魅力的で、「かっこいいな」と思ったのをよく覚えています。
そこからご縁があり、SHIPの運営する「CREWS」にも参加することとなりました
CREWSは、SHIP内で起業や挑戦をしたい高校生・大学生などが集まるコミュニティです。学生同士の交流やピッチイベント、ワークショップなどの活動を通じて仲間と共に学び合い、挑戦のきっかけをつくる場です。
CREWSを通してさらにともに切磋琢磨できる仲間たちにも出会えました。

SHIPを通じて社会との接点が広がった
SHIPの相談員の方々には「こういう人を探しています」とか「こんなことを知りたいです」など、思っていること・考えていることをどんどん話しています。
SHIPはいつ行ってもウェルカムな雰囲気があって本当に話しやすいんです。
高校生にとって、ビジネスの相談ができる場は貴重です。学校で起業の話をすると「何言ってるの?」みたいな反応をされてしまうこともあります。でもSHIPなら「それ面白いじゃん」と受け止めてもらえるし、「この会社の人紹介するよ」とつながりをつくってくれることも少なくありません。SHIPを通じて社会との接点も大きく広がりました。
FuJIで優勝できたのも、間違いなくSHIPのみなさんのおかげです。
とくにFuJIの最初の発表会でボロ負けしたあとは、本当に頼らせていただきました。人脈を広げる場をつくっていただいたり、プレゼンの機会もたくさんいただきました。
そうした中で、企業の方から「一緒にやりましょう」とお声かけいただくこともありました。
今までは「こういうニーズがあるんじゃないか」という仮説しかなかったのですが、実際に応援してくれる企業が出てきたことで、「これはビジネスプランとして実現可能性が高いのではないか」と自信が出てくると同時に、これまでぼんやりしていた事業の細部がはっきり見えてきました。
イベント登壇から挑戦への恐れがなくなった
SHIPの方々の紹介でイベント登壇もたくさんさせていただきました。たとえばCREWSのキックオフイベントをはじめ、「Startup Weekend静岡」や「TECH BEAT Shizuoka」など、さまざまなイベントに登壇させていただきました。
TECH BEAT ShizuokaにはGymeeの事業案で参加させていただきました。事業案自体は始めてからまだ1ヶ月ほどで、まだまだ十分に練り切れていない状態での挑戦だったのですが、想像以上の反応をいただきました。「会議のあり方を本気で変えたいと考えている企業がこんなに多いんだ」と実感するとともに、ニーズの検証になりました。

あのときの反響がなければ、docomo STARTUPの審査も通っていなかったんじゃないかと思うほど大きな後押しになりました。そして何より、あの大きなステージに立たせていただけたことは、本当に楽しく、忘れられない経験となりました。
そういったイベント登壇を通して、大人数の前でビジョンを語っているうちに、挑戦への恐れが一気になくなりました。自分はもともと飛び込みでのヒアリングも苦手でしたが、気づいたら「やってみよう」の気持ちが勝るようになっていました。
あいつにできるなら自分にも!
今後はOASISとGymeeの事業をそれぞれ成長させていきたいと思っています。
OASISの事業は、とにかく地元を盛り上げたい、人を笑顔にしたいという想いが最優先です。静岡から出ていく若い人を減らし、静岡でいきいき働く人を増やしたいという思いで進めています。将来的には他の自治体にも展開し、全国の高校生の就職を支援していきたいです。
一方でGymeeは、スタートアップとしての挑戦の想いが込められています。成長速度や資金調達などの部分で成長し、「高校生でも他のスタートアップと張り合えるんだ」という姿をアピールしていきたいと思っています。そうして「あいつにできるなら自分にも!」と立ち上がる高校生起業家を増やしていきたいです。
やりたいことを諦めないで
起業家の卵に伝えたいのは、「自分のやりたいことを諦めないでほしい」ということです。
たとえば「本当は起業したいけれど無理そうだから大学に進む」というような妥協をしてほしくありません。自分もこれまで「もう少し待ったら」と言われてきましたが、それでもやりたいことを我慢せず、挑戦を続けてきました。
高校生のうちに挑戦したいと思っているなら、周りの大人をどんどん頼りながら、行けるところまで行けばいいと思います。
悩んだらSHIPに相談するのも手です。ここには頼れる大人がたくさんいます。そういった方々と積極的にコミュニケーションを取り、自分から動いていくことが大切です。
たとえ結果が伴わなくても全然大丈夫。やり直しはいくらでもできますし、その経験は必ず次の挑戦の糧になります。
やりたいことを我慢せず、いろんな人とつながりながら実現に向かって走り続けてほしいと思います。
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